＃ やはり「想い出」は怖ろしいモノだ

最近ＨＰを作っている

その作業に関連して
昔　自分が参加していた
いくつかのバンドの音源を
聞いているのだが

自分でも覚えていない
曲、フレーズ、言葉がある

覚えていないとはいえ
その全てが自分らしくあり

自分が関わっていたということを
再確認する

しかし
どこか子供っぽさも感じる

それは自分が
成長しているせいなのだろうか

昔の自分の音を
懐かしみながら作業を続ける

何故か
昔の自分が光って見えた

昔の自分に
嫉妬さえ覚えた

決していい事ばかり
あったわけでもなく

むしろ
つらいことのほうが多かった昔

そして　今

今の生活に
足りないモノはあるのだろうが
決して不満はない

むしろ楽しく生きている

それでも
昔の自分に嫉妬してしまう
今の自分

数年後
今の自分を思い返すと
きっと未来の自分は
今の自分をうらやましく思うのだろう

だからこそ
昔を振り返るのは嫌いなのだ

やはり
想い出とは怖ろしいモノだ